私は一度死んだことがある

夫の不倫をきっかけに、いろいろな事をいろいろな角度から考える

カッコつけたがりの、夫の不倫相手女

夫の不倫相手女は、
カッコつけたがりで中身が伴っていない。

ここでいう「カッコ」とは、
見た目ではない。

むしろ女は、
そこにこだわって着飾っている人に対し、
見た目ばかりで中身が無い!と
悪態をつくタイプだ。

この女が求めているのは、
賢く、品がある、尊敬されるに値する、
というカッコだ。
たおやかな大人の女性なのだ。

しかし残念ながら、
女が求めているものはハイレベル過ぎる。

もう少し、
自分の身の丈を考えればいいのに。

人は誰でも、
他人に称賛や賛美されるのは嬉しいものだ。

だけどそれは、
いつでも、誰に対しても、
簡単に得られるものではない。

大抵の人は、
称賛や賛美を貰うために日々努力する。

…というより、
自分が頑張った結果として、
そういうものが付いてくるものだ。

この女は、
求める順序が逆なのだ。

これは、この女の考え方の癖なのだろうか。

…女は幼少期から、
もたらした結果だけを見られる
人生だったのかもしれない。

先生に褒められたとか、
学校の成績が良かったとか、
難関大学に合格したとか、
資格が取れたとか。

それまでの道のりや、
努力が成長となっていることは無視されて、
わかりやすい称号だけを見て、
すごいねーさすがだねーと、
他人に言われてきたのかもしれない。

先生に褒められたのは、
ルーティーンの掃除当番を放棄し、
先生の手伝いをしたからかもしれない。

学校の成績が良かったのは、
学祭や体育祭の準備に参加せず、
勉強ばかりしていたからかもしれない。

終結果も大切だけど、
人生はそんなに単純じゃない。

むしろ、
思い通りの結果にならない事が多い。

大抵の人はうまくいかなくても、
「ま、でも、頑張ったからね」とか、
「別の機会に役立つだろうし」とか、
プロセスでの成長を大事にする。
そして次に備えるために気持ちを切り替える。

しかしその女は、
そういう風には捉えられない。

プロセスを軽視するから、
その間が空洞のままだ。

だから本当の意味での成長ができない。

称号や資格をむさぼり集める
コレクターだ。

人間的な深みや厚みは無い。

スカスカでペラペラだ。