私は一度死んだことがある

夫の不倫をきっかけに、いろいろな事をいろいろな角度から考える

メッキで本性を隠している人(夫の不倫相手女の場合)

夫の不倫相手女は、
一見冷静な賢い大人に見える。

だけど本当は、
怒りを抱えた幼稚な人だ。

本人はそれを分かっているから隠そうとする。
他人に知られると恥ずかしいから。

女は、
とても高い志を持っていて、
品性のあるものに憧れている。

だったら、
目標に近づけるように努力すればいい。

自分を省みて修正すればいい。
一生かかる覚悟で。

だけど女は、
すぐに目標到達したかった。

手っ取り早い方法は、
メッキでコーティングするしかなかった。

メッキで綺麗に飾って、
さも素晴らしく、
もっともらしいように見られたかった。

周りから、
すごいね、頭いいね、品があるねと
沢山の称賛を受けたかった。

だから、
ますますコーティングを重ねた。

こっちの輝きがイマイチだから、
あっちのメッキが薄くなってるからと、
メッキの層はどんどん厚くなった。

でも、
女のメッキはあまり上等じゃないから、
周りの人はすぐに偽物だと気付く。

そして呆れて離れていく。

でも女は、
自分が偽物だと気付かれていることが
理解できない。

「アイツらの見る目が無いってことだ!」
だと言って怒っている。

たとえ上等じゃないメッキであっても、
「指導者」
という看板があれば
何とかなりそうだと目論んだ。

だから女は、
指導者になりたかった。

指導者という立場を利用して、
自分の行き場のない怒りを鎮めたかった。

残念ながら、
それでは気休めの鎮まりでしかない。

なぜなら女は、
「指導者として」でなく、
「ひとりの人間として」
自分の怒りを鎮めたいのだ。

だけど女は、
目的がずれていることが分からない。

自分がどうすれば、
自分の心を安定させることができるのか、
見当外れの答えしか出せない。

だから、
ゴールのない道を
ブツブツ文句を言いながら、
ゾンビのように歩き回るしかない。