私は一度死んだことがある

夫の不倫をきっかけに、いろいろな事をいろいろな角度から考える

「社内不倫禁止を禁止」した方がよいのか?

夫は、
自分が勤める会社のルールで、
社内不倫を禁止しているにも関わらず、
社内不倫をした。

社内不倫がバレたくない
という気持ちにつけこまれ、
不倫相手の女から脅迫され、
マウントを取られた。

社内不倫禁止のルールは、
社内不倫を起こさないため、
社員とその家族を守るための予防策だ。

社内不倫が起きると、
業務の生産量が落ちたり、
人事配置を変えないといけなくなったり、
家族を巻き込みやすいから
夫婦の破綻に繋がりやすくなったりして、
会社にとって不利益なことしかない。

しかし夫の場合は、
そのルールが仇となった。

もし、夫の会社が、
もう少し不倫に寛大ならば、
社内不倫がバレても
大きなマイナスにはならないし、
そもそも不倫相手の女は、
脅迫という手段を使うことが難しくなる。

だから、そのルールが無ければ、
不倫期間の長期化が避けられ、
こじらせることもなかったかもしれない。

夫は残念ながら、
会社がなぜ、そんなルールを作ったのかを
理解していない。

ルールに違反すると怒られるから、
絶対にバレたらダメだ!
という幼稚な思考でしかなかった。

だから、せっかくのルールも、
彼の不貞を阻止することはできず、
むしろ長期化することに働きかけた。

ルールは、
過去に失敗があったからこそ
作られるものである。

ルールが存在するのには、意味がある。
守るか破るかのゲームをしている訳ではない。