私は一度死んだことがある

夫の不倫をきっかけに、いろいろな事をいろいろな角度から考える

夫の不倫相手女は、「チカラワザ」で何とかなると勘違いしている

私の夫の不倫相手女は、
一見クールな賢いアラフォー女性だ。

高学歴で、
ステイタスのある資格を持ち、
人に指導する仕事をしている。

分別があり、
自信があるけどひけらかさない、
大人の余裕をまとった女性を
演出したがっている。

だけど実は、
自分の主張が通らないと言って、
眉を吊り上げて怒りだす。

職場の仲間と無駄な衝突をするから、
結局和を乱してしまい、
自分の居場所さえも失う。

まるで、
北風と太陽だ。

その女は、
勝つためには北風になるしかない、
と思っているようだ。

太陽の暖かさなんて、
逸話だけの戯言だと思っている。

負けたくなければ抗うべしという、
ひとつの選択肢しかない女なのだ。

だから私の夫に対しても、
愛されるように振る舞うのでなく、
脅迫してマインドコントロールを行った。

「チカラワザ」で、
一人の人間をねじ伏せようとした。

だけどその女も本心は、
ひとりの人間として愛されたいのだ。
信頼できる男と一緒になりたいのだ。

残念ながらそれは難しいだろう。

太陽側になるには、
人間に対する愛や信頼、
尊敬する心があまりにも足りない。

それは、
他人にも、その女本人に対しても。

愛されたいのであれば、
愛さなくてはならないが、
女にはその片鱗は見当たらない。

もしかしたら過去に、
信頼していた人から、
裏切られたことがあるのかもしれない。

暴力で育った人は、
暴力を振るう大人になりやすいという。

それと同じように、
個性や特性や気持ちを無視され、
親の意向が無理やり優先された、
そんな少女時代を過ごしたのかもしれない。

だから、
「チカラワザ」戦法を使うのかもしれない。

そういうセオリーに
当てはまっている可能性は高い。

しかし、
そこから脱出できなければ、
ずっと抗って生きなければならない。

大衆心理学やスピリチュアルや占いを学んでも、
小手先の気休めでしかない、
ということに気付かない女。

「ワタシいろんなことを学びました!」
と喧伝したところで、
中身が全然変わっていないことが分からない女。

友達がいないから、
リアルな体験ができず、
更に頭でっかちになってしまう女………

エラーにエラーを重ねて、
何が何だかわからない状態だ。