私は一度死んだことがある

夫の不倫をきっかけに、いろいろな事をいろいろな角度から考える

夫の不倫相手女、そのふたりの子供について

夫の不倫相手女は、
1度あった妊娠疑惑を度々取り上げ、
自分が可哀想だと、
事あるごとに訴え続けていた。

しかしその疑惑の真相は、
おそらくその女の狂言

それはさておき、
あまりにもその女が、
妊娠、妊娠とこだわるから、
夫との子供を欲しがっているのだと私は思った。

10年近くの長い不倫。

その不倫が始まったのは、
その女は既に30代半ば。

その間時折、
その女は私の夫に、
結婚できないかと打診した。

事実その女は、
女盛りを私の夫に捧げていた。

そういうバックグラウンドならば、
その女が、
私の夫との子を欲しがるのは、
当然のことのように思えた。

もし子供ができたら、
その女の立場は強くなり、
その男との確固たる繋がりができることになる。

うまくいけば、
その男は妻と離婚し、
その女と結婚するかもしれない。

妻と離婚しなかったとしても、
社内不倫を隠したいその男は、
その女が騒ぎ出さないように、
認知や養育費はきっちり取り計らうはずだ。

会社のクビは絶対避けたいから、
その女を邪険にせず、
最低限の役目は果たすはずだ。

私がその女の立場なら、
その男との子が欲しいと思う。

こんなに好きで、
向こうから愛が感じられなくても、
ずっと離れられない、離したくない。
それなら、
何とか彼との子供だけでも。
子供が産める年齢のうちに。
…そう考えると思う。

しかし、
夫からその女のことをヒアリングし、
実際にその女とメールを交わし、
弁護士とのやり取りを聞くと、
それは違うことが分かってきた。

その女は、
自分に子ができることを望んでいなかったのだ。

結局その女は、
自分に繋ぎ止める手段として、
妊娠疑惑を利用していただけだったのだ。

その女は、
自分が人の親になりたいわけではなかった。

自分が守られたいだけだ。
だれかに優しくなだめられたり、
気遣いされたいだけだった。

だから、
月経が遅れた時、
喜ぶどころか恐怖を感じたのだ。

子供ができたって、
育てる気持ちは全く無いから。
むしろ、
その女の気持ちの平安のためには、
子供は邪魔でしかない。

私は、
その女のそういう
無邪気で幼稚な心に腹が立つ。

まだ、
好きな男との子供が欲しい!
という人の方が人間味が感じられる。
本当に
しっかりその子を育てる気持ちがあるのなら、
相手の女を、
「ひとりの大人」として認める。

だけどその女は、
自分がただ他人に頼りたいだけ。
誰かの子供のような立場で、
ワガママをきいてほしいだけ。

そんな自分の未熟さをカバーする為に、
その女は、
他人の夫に手を出し、脅迫して縛り付けたのだ。

そんな女、
私は「ひとりの大人」として認めない。

仕事の場では、
素人相手にあれやこれやと
知ったかぶりのことをペラペラしゃべり、
「すごいですねー」
と褒められていい気になっているのを想像すると
吐き気がする。

結局その女は、
「新しい未来に進む」
のではなく、
「足りないものを補いたい」
から、
私の夫を不倫沼に引きずり込んだのだ。

不倫のふたりに、
子供ができていなくて本当によかった。
心底からそう思う。