私は一度死んだことがある

夫の不倫をきっかけに、いろいろな事をいろいろな角度から考える

夫の不倫相手女に、慰謝料を払ってもらおうか

夫の不倫相手女は、
弁護士としかお金の交渉をしない、
と言った。

しかしいざ弁護士と対面しても、
お金が無いのを理由に、
慰謝料支払いを拒否していた。

だけど、
その女の預金通帳には、
いくらかお金があることがわかったので、
弁護士に頑張ってもらうことになった。

しかし本当にトボけた女。
20万ならなんとかなるかもと言う。

弁護士のあっけにとられた顔を見て、
さすがにそれは、
アホな発言だったかと
少し恥ずかしそうにしていたらしい。

その女は、
他人から頭のいい人だと思われることを
強く願っている人だから、
「分別の無い、無知な人だと思われる!」
という焦りもあったようだ。

相手女はこれまで、
趣味の習い事には
そのくらいのお金を、
何度もバンバン出してきた。

その女にとって、
習い事の初期費用20万なんて、
当たり前の事だ。
とても高級な習い事が好きな女なのだ。

それなのに…

10年近くの不倫をし、
不倫相手の妻を精神病にさせ、
一組の夫婦を
離婚危機に追いやっているのにも関わらず、
そんなはした金を提示するとは、
本当にふざけている。

しかしそれから
弁護士とのいくつか攻防戦があり、
やっと100万+(弁護士費用÷2)で着地した。

私が受けたダメージを金額に換算すると
それでは全然足りない。

私の希望金額より
だいぶ安くなってしまったけど、
とりあえず赤字にはならなかった。

別の弁護士の話だと、
逃げ出す不倫女も結構いると聞く。

または、
これだけで赦してと、
弁護士費用も賄えないくらいの金額しか
出さない人もいるらしい。

私の夫の相手女は、
まとまったお金を差し出すだけでも
ある意味まともといえるかもしれない。

これは、
今までの交渉の中で、
その女のことを
少しだけ見上げる気持ちになった、
唯一のことだ。