私は一度死んだことがある

夫の不倫をきっかけに、いろいろな事をいろいろな角度から考える

夫の不倫相手女は、境界性パーソナリティー障害

夫の不倫相手女はおそらく、
境界性パーソナリティー障害だと思われる。

境界性パーソナリティ障害患者は
孤独に対する耐え難さを有する;
見捨てられることを避けるために
死に物狂いの努力を払い,
他者が救助または世話をしてくれるよう
仕向ける形で
自殺のそぶりをみせるなどの危機を生み出す。
(出典元 MSD Manual プロフェッショナル版)


女は、孤独だった。

きちんと自分を愛してくれる人に出会えず、
年配男性とつきあったり、
社内不倫を繰り返した。

本心では普通の恋愛や結婚を望んでいるのに、
寂しさに負けて、
短絡的な恋愛に自分を消費した。

見捨てられているという悲しい感覚から、
自殺をほのめかして気を引こうとする。

今の自分の不遇は、周りの責任だ。
私は何も悪くないと言い張る。

内省できるのは心が強い人。
心が弱い女は、他人のせいばかり。

そんな女は、
周りから疎ましがられ、後退りされ、
ますます相手にされなくなる。

とても寂しい、
ひとりでいるのに耐えられない、
という迫り来る恐怖を払拭するため、
誰か側にいて。

女は自殺をちらつかせながらも、
本心は生きたいのだ。

自分を生かす為に必要なもの。
自分を気に掛けてくれるという、異性の存在。

そのターゲットとして、私の夫を選んだ。
社内で唯一、気遣ってくれた人。

しかもその男はハイスペックな人気者の既婚者。
その男が手に入れば、
大きな優越感を得られる。

しかし女は、
私の夫を対等な人間だとは思っていない。
自分を生かす為の道具でしかない。

境界性パーソナリティー障害は、
なかなか自覚しないらしい。

生きづらさはあっても、
本人はそんなに困らない。

困るのは、
その人と関わる人。

女はおそらく、
本当に心配してくれる友達がいない。

だから、
女に本当の事を教えてくれる人がいない。

ひとりぼっちなのは女本人の思い違いでなく、
紛れもない事実なのだ。