私は一度死んだことがある

夫の不倫をきっかけに、いろいろな事をいろいろな角度から考える

不倫をして、それが不倫だという認識がないということ

夫と、とある女のLINEやり取りを見て、
「夫が不倫をしている!」
とわかった。

いかにもラブラブな文面ではないけど、
不貞をして深い仲なのは
よくわかる内容だった。

しかし夫は、
「絶対に不倫はしていない!」
と頑なだった。

「あれは遊び。
フーゾクに行くのと一緒。
恋愛の気持ちは無いから!!」

夫はシラを切るために、
不倫を否定しているだと思いきや、
それが「不倫という行為に価する」ということを、
本当に認識していなかったのだ。

パチンコやフーゾクに行くのと全く同じ、
とまでは言わないがそれに近く、
「妻には言えない大人の遊び」
だと思っていた。

世の中では、
そういう関係を不倫というのだ。
普通の大人なら知っているはずだ。

私は夫の事を、
年の割りに物知りだと思っていた。

だからいちいち細かく、
確認することあまりしなかった。

第一、夫は、
あれやこれやと言われるのは
嫌がる性分だったから。

だけど、
そういう対応ではダメだったということか。

とても博識な面もあるが、
無知な分野もあるということ。

私が普通に知っていて当然と思っていることでも、
夫にとっては普通ではない、
ということもあるらしい。

しかし、認識間違いも甚だしいと思う。

この調子だと、
他のいろんなもろもろの見解も、
間違えていることが沢山あるかもしれない。

自分の都合の良いように解釈し、
都合の悪いことは無視をする。

誰でもそういう面はあるが、
夫のそれは異常の域に達している。

そこから私は、
夫のパーソナリティー障害に気付き始めたのだ。