私は一度死んだことがある

夫の不倫をきっかけに、いろいろな事をいろいろな角度から考える

「自尊心」の意味を間違えている、夫の不倫相手女

夫の不倫相手女は、
「自尊心」について、
他人にレクチャーする知識があり、
自身も好ましい自尊心を持っていると
勘違いしていたようだ。

不倫相手女は公衆に、
自尊心は大事です!
あなたの自尊心を育てる手助けをします!
と言いふらしていた。

だけど女は、
10年近く不倫をしていた。
しかも、自分から仕掛けて。

単純に考えて、
「自尊心があるのに不倫をする」ということは、
絶対にあり得ない。

不倫相手女が、
「私は自尊心を持っています!」
と明言するのならば、
残念ながらその自尊心は、
一般的に言われている自尊心とは違うものだ。

不倫相手女は、
「自尊心」について、
自分の都合の良いように解釈したのだ。


私は自尊心がある。
私は自分を、唯一無二の尊い人間だと思う。

ここまでは良い。
その先だ。


私はなぜか周りの人から疎まれるけど、
それは妬みや嫉みだろう。
私には自尊心があるから、
そんな逆風には負けない。

なぜか社内評価が低いけど、
それは上司の個人的な嫌がらせだ。
きっとアイツは自尊心が低いから、
権力でねじ伏せようとしているに違いない。

妻子ある人を好きになったけど、
自分の気持ちに正直であることが
一番大切なことだから、
お付き合いできるように頑張ってみよう。

妻子ある人と深い仲になれたのは、
私が自分自身を大切にしているという、
自立した大人の女性だから、
魅力的なんだと思う。

本当の自尊心を理解し、
本当の自尊心を持っていたら、
不倫はしないはずだ。

妻子ある男を誘うのは、
自分を男の遊び道具にしてもよいということ。

不倫を長く続けようとするのは、
自分はずっとセカンドとして扱って良い
ということ。

そういう風に見なされてしまう。

一般に言われる「自尊心」とは、
自分とも他人とも戦わない姿勢があるはずだが、
なんと女は、
自分とも、他人とも、激しく戦っていた。

少なくとも私は、
私の夫と不倫をしていたという事について、
女の方から殴りかかってきて、
戦いを挑まれたと受け取っている。

女は、
「あの人のグチを聞いてあげてる。
あの人のオアシスになっている。
私との交流を大切にしている。
奥さんができないことを沢山してあげている。
あの人は私の事を大切にしてくれる。
だから私は、奥さんより尊い
あの人に愛されているのは、
奥さんじゃなくて私よ」

そう自分自身に言い聞かせて、
自尊心を安定させたかったのだろう。

あんなに「自尊心、自尊心!」
と騒ぐのは、
女に好ましい自尊心が無かったからに他ならない。

自分自身ができない事を
他人にレクチャーしようとするなんて、
まさに厚顔無恥だ。

そもそも、
安定した自尊心を持つ人物は、
わざわざ「自尊心が大事!」と喧伝しない。

他に大事なことが
沢山あることを知っているから、
そこの一点だけに固執しない。

女がそこにこだわったのは、
自分自身に安定した自尊心がないからだ。

自分を大事にできなくて、
どうやって生きていけばいいのか
わからなかったのだろう。

女は、
本当の自尊心を求めてさまよっている、
寂しい旅人でしかない。