長年不倫しているのに、離婚したくないという夫

私の夫は、10年近くに渡り不倫をしていた。
同時にモラハラも。

普通妻は、
そんな不倫やモラハラの現状から、
「私への愛は無くなり、
不倫相手女に愛があるんだ」
と思う。

そんなに不倫相手女が好きなら、
私と別れて、
不倫相手と結婚しなよ、と思う。

私は、
私の事を大事にしてくれる人と生活を送りたい。

私と居ても、
他の誰かの事を想っている…
という人と一緒に居たくない。

そう、夫に伝えた。

でも夫は、
あっちは遊びで愛情も何も無い。
オレが愛しているのはあなた、と言う。

ならば、どうして不倫のしたのか？

一回や二回の間違いではない。

10年近く続けるには、
かなりの努力や根性や熱意が必要だ。

プラスではなく、
マイナスのパワー。

世の中に抗うパワーを発するのは、
並大抵のことじゃない。

そんな恐ろしい悪事をずっと行っていたのに、
「悪気はなかった」
という無神経さに吐き気がする。

何度か、
不倫は嫌だとか、
高圧的な言動は止めてほしいとか、
夫の暴走について咎めたことがある。

そういう私のお願いを無視し、
不倫相手女の願いだけに寄り添った。

それなのに、
こんなにぐちゃぐちゃに混乱させてしまって
「離婚したくない」とは、
わがままというレベルでは済まない。

自分は長年不貞を働いていたくせに、
妻と離婚したくない。

そんないいとこ取りは成立しない。

離婚したくないのなら不倫するな！

夫のバカがどんどん明るみになり、
そんなのが私の夫だという事実が炙り出され、
私はますます落ち込む。