妻が不倫相手女に慰謝料を請求するのを、親戚から止められた

私の夫は、10年近く不倫をしていた。
不倫相手女は、元会社の同僚だ。

女の素性や身元ははっきりしている。
不倫の証拠も得た。

サレ妻となってしまった今、
悲しい喪失感ばかり。

このやるせない気持ちを少しでも解消すべく、
慰謝料を請求しようと思った。

それで良い戦略を立てるべく、
義母方面に相談したら、
なんと反対されたのだ。

理由は、
「刺激すると相手女を怒らせてしまうかも。
ここは穏便にフェードアウトした方が…」
ということだった。

確かに、
夫個人のことを考えるのなら、
そうかもしれない。

でもこれは、妻からの相談なのだ。
「妻子を守るための行動についての相談」
なのだ。

怒っているのは妻なのだ。
妻子の安全な生活が脅かされていたという、
怒りを表しているのだ。

それを止めておけというのは、
妻は辛酸を舐めるということで、
これまで通りおとなしくしてろ、
と言っていると私は解釈する。

バカにした発言だ。
家族を何だと思っているんだ。

世帯主である夫は気持ちの赴くまま、
自由にしてもよいが、
妻は社会的に認められている、
不倫相手からの慰謝料要求は反対だ、
ということ。

たとえば、
「アイツの不貞についてはこちらに呼び寄せて、
二度と変なことしないよう、
親戚一同からしっかり言い聞かせる。
だから今回だけは、
これ以上おおごとにしないでほしい」
というのなら、
慰謝料請求はやめておこうか…
という気持ちになるかもしれない。

そういうありがたいお咎めなく、
このまま静かにしていろというのは、
全く納得できない。

相談しても無断だ。
もう頼る人はいない。

私は親戚の意見を無視して、
夫の不倫相手女に慰謝料請求することにした。