慰謝料請求が気に食わない、独身不倫女
夫の不倫相手女に、慰謝料を要求した。
夫が仲介に入り、
せめて150万円を妻に支払うよう促した。
当初は、
私は悪くない、お金がない、
を繰り返すばかりで埒が明かないったが、
夫の仲介により、少しだけ流れが変わってきた。
そこで、メールで意思確認をしたところ、
またもや眉を潜めたくなる返信がきた。
「支払いについては甘んじて受け入れますが、
弁護士を介してでないと交渉に応じません」
引っ掛かったことは2点。
①「甘んじて受け入れる」ということ。
この人は、
この言葉の意味をきちんと理解して、
ここで使っているのだろうか。
理解しているとすれば、
納得はできないけど、
アンタがしつこくてうるさいから仕方なく払う、
という意味になる。
心中ではそうであっても、
それをわざわざ文字に表すというのは、
相手女の底意地の悪さを感じる。
②「弁護士を仲介して」ということ。
この案件で弁護士を入れると、
「100%相手女の負け」
という判断が社会的に認定されることとなる。
その点は良いことだが、
その認定は内々で収められ公表されないので、
私自身はあまり利点とは思えない。
それよりも、
弁護士の雇用費用の方が気になる。
相手女は私にお金を出させて、
少しでも私にダメージを増やしたいのだろうか?
素人提示の金額は信用できない、
という気持ちは分からなくはないが、
こっちに「弁護士を雇え」というのは、
傲慢な態度にしか思えない。
…
しかしながら、
どうも慰謝料を支払う気になった模様。
弁護士が居ないと進む気配がない。
以前から、
数回相談していた弁護士に、
本格介入を依頼することにした。
その弁護士は、
そんな事情を汲んでくれたようで、
慰謝料金額に弁護士費用を上乗せして
請求する文書を作成してくれた。
これで蓋を開けてみれば
「10万円ならなんとか払います…」
レベルの話になってしまう、
ということも、無い話では無い。
その金額じゃ、
私の懐に何も残らないどころか、
収支はマイナスだ。
ある意味賭けだけど、
進むしかないと決意した。
私が慰謝料を請求する最大の目的は、
夫の不倫相手女に
ダメージを与えることだから。